イギリスのBBCで政府の記者会見を観ていましたところ、”STAY HOME THIS EASTER” (今年のイースターは家で)というメッセージが掲げられておりました。日本ではまだあまり馴染みのない”イースター”ですが、イースターとはそもそも何でしょう?
イースターとは?Wikipedia
ジーザス・クライストが十字架にかけられ、そしてそのジーザスが蘇ったと言われる行事なのですが、日本語では「復活祭」と言われています。日本でもクリスチャンのイベントである、「クリスマス」や「ハロウィン」はかなり一般的ではありますが、この復活祭というのはあまり馴染みがありません。多種多様なキリスト教教会があるので、細かく説明できませんが、キリスト教は宗教ですが、いろんな文化、特に商用的な所ではかなりの影響を与えてきました。それはクリスマスの商戦にもかなり大きな所であるのはみなさんもご存じだと思います。そして、近年ではハロウィンイベントが各地で開催され仮装した人達が街の中を練り歩きその衣装や関連する商品、飲食店などはその恩恵を受けているところであると思います。それはクリスチャンの少ない日本でも宗教信者を問わずのイベントになっています。そこで、イースターとはどんなことをするのでしょう?クリスマスでは「メリークリスマス!!」ハロウィンでは「ハッピーハロウィン」と挨拶をしますよね?イースターでもジーザスが復活した訳ですから挨拶があります。
「ハッピーイースター!!!」
がその挨拶ですね。何をするのか?というと・・・
イースターエッグを作りイースターをお祝いします。
じゃあ・・・
イースターエッグとは?そもそもどうして卵なの?
まず、どうして卵なのかというと、諸説あるようですが、卵は石のように動かず静かな所に突如動き出し、そして中から新しい生命が生まれて来るという所から卵を生命の証である血の色である赤い色に染めて、ジーザスの復活をお祝いしたのがその始まりらしく、今ではいろんなアーティスティックなイースターエッグがあります。


日本でもこのイースターをお祝いするのが一般的になってくると思います。日本ならではの独特の進化を期待したいですね。
イースターが日本でなかなか拡まらない理由は・・・
・イースターが太陽暦によって決まるため毎年日付が変わる。
・春の礼節のために、日本は春を祝うイベントが多い
・年度の変わる時期なのでそういう事に気が向かない
・そもそも、地味。
など、日本の風土に向かない事もありますが、学校での工作の授業などに取り入れていくと面白いのかもしれませんね。卵でなくても卵の形をしたキャンパスに素敵なデザインなどほどこして行くのも楽しいのかもしれません。
今年のイースターは4月12日でした。
来年のイースターは4月4日です。
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