さらば摩天楼のFairy Tale / TAKUI

Takui Nakajima
【中島卓偉(TAKUI)】さらば摩天楼のフェアリーテール
さらば摩天楼のFairy Tale / TAKUI (LIVE)

TAKUI時代の名曲だと思います。アルバム”NUCLEAR SONIC PUNK”に収録されています。

パッと聴いた第一印象。当時は海外のバンド、例えばRADIOHEADなどが曲の入り口がスローテンポで始まり、エンディングに向かっていく時間の間に大音量というかたくさんの楽器で攻め上げビッグオーケストラか?っていうくらい不思議な気持ちにさせられる手法がよく使われていた。例えば・・・

Radiohead – Creep
Creep / Radiohead (MV)
Radiohead – Paranoid Android | Live at Glastonbury 2003 (HQ)
Paranoid Android / Radiohead (LIVE at Glastonbury 2003)

Radioheadばかりですが、このタイプの曲の権威はRadioheadなんです。音楽的にインスパイアして制作をする、これはどのアーティストもあるんですね。パクりとは違いますよ。パクりはダメです。でもその曲をインスパイアして制作するのはアリです。彼がこの曲をそうやって作ったかはどうか解りませんが、前回のUP TO DATEの時にも書きましたが、このアルバムはLAレコーディングで、プロデューサーはCJ de Villar、LA在住のミキシングエンジニア、プロデューサーです。そして、元々はスティーヴィーサラスカラーコード時のメンバーで、ベーシストです。

このジャケットの”CODE”のロゴの所の逆さまのドレッドブロックの黄色い髪の人。このアルバムは90年始めにリリースされましたが、スティーヴィーのファンキーでヘヴィーなギターと強烈なリズム隊で当時、日本でも相当話題になりました。今もアメリカより日本の方が根強いファンが多いかもしれませんね。最近B’zの稲葉さんとINABA/SALASでアルバムを最近リリースしましたね。興味のある方はこちらを⇒(Tower.jp)

CJ de Villar, Producer

このアルバムはプリプロダクション、デモ作りを日本にCJを迎えて行われたと言うのは前回書きました。どうしてわざわざ日本人でないプロデューサーで制作するんでしょう?日本にも名うてのプロデューサー、エンジニアは存在します。変な外国人より素晴らしい人もたくさん居ますし、日本のマーケットで戦う訳ですから日本人で充分だと思われます。でもこのアルバムはLAレコーディング、アメリカ人プロデュースで全てのレコーディング、マスタリングまでLAで行われています。日本人ではないプロデューサーを起用する理由として一つの理由は日本人Xアメリカ人で生まれる化学変化を求めたのでは?と思います。そしてこのアルバムの制作でそのケミストリーが起こっているのがこの曲だと思います。ストリングスの素晴らしいオーケストレーション、シーケンス(だと思いますが・・・)の素晴らしいアイデア例えばギタリストの人なら解るかもしれませんが、e-Bowっていう電磁石で弦を震えさせてギターをまるでバイオリンなどの弓で弾いたような音を出す物だとかギター素材を逆回転するリバースっていうものを駆使してサイケデリックな雰囲気を出しているとか挙げたらキリが無いくらいの60年代のアナログレコーディングで使われている手法からレコーディング当時でも最新の技術を使って作られている事が解ります。それにギターだけでなくシタールの音も聞こえますね。あと面白いのが途中でテンポチェンジをし、第二幕か?と思うような展開をします。シーケンス/ループを使った曲でテンポチェンジをする挑戦というかある意味シーケンスを使ってるとは思えないくらいの細工がされてるんですよね。これ人が演奏する場合はいくらでもテンポはチェンジ出来るんですが、ループなどを使う場合これは出来ないというかとても不自然になってしまいます。これがまるで自然と流れるかのような人的なテンポチェンジを成功させていますよね。これライブで再現するのはバンド+オーケストラ+あとそれを司るコンダクターがいないと再現するのは難しいですよね。それが醸せるのは、CJ feat.Takuiだったからなのかもしれませんね。壮大な雰囲気に作られたBGにTakuiの刺々しいリリックと攻撃的な歌が載ってJ-POPには中々ないTakuiでは外せない名曲になっています。マランツとかマッキントッシュとか高級ステレオで聴いてみたい一曲です。

スポンサーリンク
Takui Nakajima
スポンサーリンク
スポンサーリンク
Please Share My Blog.
brave-blossomsをフォローする
White Islands

コメント

タイトルとURLをコピーしました